転職

内定率を上げるために実践したいこと。

はじめに

内定の確率を上げるためには複数の転職サイトに登録することが戦略上お勧めです。ここでは、採用する立場である筆者の視点で、現実的に内定を取りに行くために、転職サイトに8つ以上登録することの有効性についてお話します。

求人広告の掲載はお金がかかる

求人広告は掲載するだけでお金がかかります。1サイトあたり月額約100万円とお考えください。大企業であれ、中小企業であれ、いくつも求人広告を出すのは経費がかかります。筆者の会社の場合、多くて2社です。つまり、転職希望者がサイトを利用していないという理由だけで出会えない候補者がたくさんいるわけです。これは、採用側も、応募側も、お互い非常にもったいないことです。

求人サイトによる登録ユーザー層の違い

リクナビやマイナビは、大手総合系ということで、採用する立場からすれば、玉石混交といった印象があります。一方、大手より若干違ったターゲットを狙った求人サイトというのは、採用したい人材がいる確率も高くなると考えています。なので、同じ100万円を投資するのであれば、まずターゲット層が合致しているサイトを選びます。そして、採用したい人材も、きっとこのサイトを見ているという前提で、採用したい人材が反応するであろうキーワードを散りばめた広告を出すのです。大きな金額をかけていますので、ぜひこちらとしても求人広告に気づいてほしいのです。

転職サイトに8つ以上登録する理由

採用側もいい人材と出会うことに必死ですので、転職サイトを取っ替え引っ替えします。しかし、これは応募側にとってはちょっと迷惑ですよね。なので、ぜひ複数の転職サイトに登録して、情報の取り逃がしを無くしてほしいと思うわけです。なぜ8つなのかと言いますと、採用サイドが転職サイトを取っ替え引っ替えするといっても、多くて5社程度だからです。なので、大手3社とある程度ターゲット層を絞っているサイトを5社程度登録しておけば、大体の情報を手にいられるはずです。

採用サイドからみた個人応募用良選サイト8選

上記を踏まえた上で、採用の立場から内定のチャンスが広がると考えられるサイトを厳選してみました。もし、この中で登録していないサイトがありましたら、せっかくのチャンスを無駄にしている可能性があります。ぜひチェックしてみてください。

個人で直接応募するサイト

マイナビ転職:代表的な転職サイトです。

リクナビNEXT:長く信頼のできるサイトです。

ジョブセンスリンク:成果報酬なので頼りやすいです。

DODA:直接応募者と会える説明会が強みです。

@type:専門力の高い方と出会いやすいです。

日経キャリアネット:伝えたいことを最もわかりやすく広告してくれます。

Re就活:若手で有望な人材を採用する際には外せません。

エンジャパン:視線が新しく、強さがあります。

良質な出会いのある転職エージェント

転職エージェント経由での採用は、採用側は高額な費用を負担することになります。とはいいましても、基本的には成果報酬制のため、求人票の掲載には費用はかからず、良い方が現れた際に効率良く採用できるメリットもあります。なので、ずっと求人広告を出し続けるよりも、転職エージェントを活用したほうが費用対効果が大きい場合が多く、世の中に非公開求人が多いのは自然なことだと思います。

転職エージェントで注意したいたった1つのこと

応募者側にとっても、競争率が低く、条件の良い求人を選べる転職エージェントは大変有効な手段です。ただし一つだけご注意頂きたいことがあります。それは、世の中には良くないエージェントがあるということです。単純に営利目的で人を送り込んでくるようなところがあり、採用側も非常に迷惑しています。もちろん、そういったところとの取引は、遠慮させて頂くことになりますので、転職エージェントの都合で貴重なチャンスを逃してしまわないように、慎重にエージェントを選ぶことをお勧めします。

採用したいと思えるエージェントのサイト

以下は、採用サイドの視点で選んだ良質なエージェントです。こちらの思いをきちんと汲み取り、良質な人材と巡り会うチャンスを与えてくださいます。応募者視点で考えましても、登録は無料ですし、お勤めであったとしても業務時間外にスケジュールの調整もして頂けます。そして何より、あらゆる企業の思いが詰まった数々の求人を情報として得られることが最大のメリットです。ぜひ、あなたの思いや能力がもっと活きる環境を見つけるための選択肢として、考えて頂ければと思います。

まとめ

転職は情報戦です。確実に内定に近づくためには、他の人があまり気がつかない経路から応募して、競争相手の絶対数を減らすことが鉄則です。若干、ターゲット層を絞っているサイトは、このような側面で有利ですので、絶対に内定を得るために、まずは複数の転職サイトを登録することをお勧めします。

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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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