コラム

夢を叶える方法。(夢実現の5つの要素)

はじめに

「こんなことしたい。」「あんなふうになりたい。」という夢、あなたも抱いたことはありませんか?世の中には、夢を実現させ、人生を謳歌する人と、夢が夢想のままで終わってしまう人がいます。では、夢を実現できる・できないの差は一体何によって生まれるのでしょうか?ここでは、夢を叶えるための5つの要素についてお話していきます。

夢実現 = ビジョン × 情熱 × 仕組み × 環境 × 運

夢を実現するためには、次の5つの要素が必要です。その5要素とはビジョン、情熱、仕組み、環境、運です。これらが全てが十分に備わっているときに、夢は実現します。

ビジョン

例えば、将来パン屋を創業したいという夢の持ち主がいたとします。そして、経営コンサルタントである筆者はこの方に次のような質問をします。



「まず何店舗くらい構えますか?」



するとこの夢の持ち主は少し驚きつつも、「3店舗くらいかなぁ…。」と返答するわけです。その答えを聞いた筆者は次のように判断します。この事業は失敗する。



ビジョンとは明確な将来像です。この夢の持ち主は、夢がまだ夢想の域を脱していません。ちなみに先の質問の答えは「1店舗です!」以外はありえません。将来的にチェーン展開するにしても、事業発展の布石として、最初は1店舗になるはずです。つまり、このケースの場合、夢を実現するための店舗に関する具体的な思慮が欠落しているのです。これではどのように進むのかがさっぱりわからず、投資しても散財して終わります。

情熱

夢を実現しようとするとメラメラと情熱が湧いてきます。ただ、重要なのは、情熱の強さよりも、情熱を継続させることにあります。キャンプで焚き火をするとき、火の扱いを知らない初心者は、最初に新聞紙を使い切って、薪に引火しないまま終わります。夢に対する情熱もこれと似ています。つまり、夢が夢想で終わる人というのは、新聞紙のようにメラメラと情熱が燃え上がっても、それだけで終わってしまい、何も残りません。一方、夢が実現する方は燃料が途切れないように、心の薪をくべ続けることができます。重要なことは継続できる情熱です。

仕組み

夢に対するビジョンと情熱があっても、そこに現実的なアプローチが描けないと夢は実現しません。例えば、宇宙に行きたいという夢があった場合、どのように財力をつけ、どのように宇宙飛行士や宇宙旅行者に選ばれるかなどのアプローチがなければ実現しないものです。ただ、最初から全ての仕組みが見えるわけではないので、仕組みは進みながら創作していくことになります。夢を実現する方は、理想と共に、現実もしっかり見つめています。

環境

例えば、東京大学医学部への進学を夢見たとき、地方の公立高校からの進学と、都内名門進学校からの進学とでは、難しさが異なります。もちろん、試験の機会は平等ですが、そこまでに到達すべき環境が違いすぎるのです。自分の能力でコントロールできない部分というのは、何を目指すにしてもあるものです。人間は不平等です。この事実をできるだけ早く、納得することが大切です。実際、環境の影響で夢破れることはあります。戦時中というのは、その最たるものでしょう。しかし、どんな環境であれ、悲観的に思う必要はありません。とにかく進めば、思った以上に道は開けてきます。環境が変われば、夢が現実化していく道もあります。先の東京大学医学部の進学でも、本当に目指したい思いがあれば、一旦、自分の入学できる大学に進学し、お金を貯め、能力をつけ、再度挑めばいいのです。

この世にメッシ選手が2人いたとします。メッシ1選手とメッシ2選手は、ビジョンも情熱も環境も成績も何もかも一緒だったとします。ここで、メッシ1選手とメッシ2選手がトップ2でバロンドール候補者に選ばれたとします。このとき、どちらがバロンドールを受賞できるのはもはや運ですよね。ここまで極端な例はないものの、運によって道は開けたり、閉ざされたりします。夢の実現には、運の要素はやはりあるものです。正直なところどうにもならない要素です。ただ、できるだけ自分にプラスに働きかけてくれるコネクションがあると、運が巡ってくる確率は上がります。

まとめ

夢を実現するためには、明確なビジョンを持ち、情熱を継続させ、進みながら実現していく仕組みを作り、実現できそうな環境に飛び込み、運が巡ってくることを待つことです。ただ、世の中には実現できない夢もあります。その時は、この「ビジョン×情熱×仕組み×環境×運」の要素で分析をして、足りないものを見つけてください。

夢の実現は分析から。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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