中小企業診断士のゴール

中小企業診断士の学習をしているときに、ふと何のためにこんなに一生懸命学習しているのだろうと考えるときがあります。また、中小企業診断士になった後で、ビジネスがなかなか思うように進まなかったり、あるいは転職がなかなかできなかったり、資格の意味を考えるときもあります。そんなときのために、中小企業診断士としてのゴールについて、確認していきます。
ポイント
  • 最高の相談相手に
  • 実現目標
  • 気長に挑む

最高の相談相手になること

中小企業診断士の究極的な目標は、会社経営について相談を受けた際に、どんな相談だったとしても、その解決策を即座に示すことができることです。現実的には競合のコンサルタントもいますし、事業、財務、組織、IT、リスクのどの分野も専門性が高く、業界も、クライアントも様々ですので、ビジネスの現場での実現は難しいのも事実です。理想論と言われてしまえばそれまでですが、最高の相談相手になるという目標に向かって行けば、完璧ではなくても、ある程度は目標に近づくことができます。中小企業診断士の有能さは、最高の相談相手にどれだけ近づくかにかかっています。

中小企業診断士として何を実現するか?

先に書いたのは、中小企業診断士の能力面のゴールでした。そして、もう一つ考えておきたいのは、中小企業診断士として何を実現するかというゴールです。多くの場合、こちらのゴールのほうが重要だと筆者は思います。中小企業診断士として有利になる面は、中小企業診断士の価値を理解してくれている方へのファーストアプローチが有利になる点だけです。そこから先は、中小企業診断士の学習や活動を含めて手に入れた能力の全てを総動員した勝負になります。例えば、中小企業診断士の資格をとって、経営コンサルタントになりたいのでしたら、中小企業診断士の学習以上に経営コンサルティングのビジネス化が必要です。そして、このことを教えてくれる先生はいません。投資をして、痛い目に会いながら、前に進むしか方法はありません。そのような道をすすむわけですから、何を実現するかというゴールは意識の深層まで落とし込むくらい確固たるものにすべきでしょう。

結果はなかなか出ない。気長に挑み続ける。

中小企業診断士を目指しているときも、中小企業診断士として活動をしているときも、結果がなかなか出ないことにイライラしたり、やる気を失ったりすることがあります。ただ、結果はすぐに出ないことが最初からわかっていたとすれば、落ち着くことができます。もちろん、それは楽をするということではなく、挑み続けるという前提の上で成り立つものです。中小企業診断士のゴールは遠いので、できればその旅路を楽しんでもらえればと思います。

まとめ

中小企業診断士のゴールの一つは、最高の相談相手になることです。そしてもう一つは、実現したいことを見つけることです。結果が出るまで時間はかかりますので、できればその旅路を楽しみながら進むのが賢明です。

最高の相談相手として何を実現するかを見つける。