優秀でも書類選考で落ちる理由

はじめに

非常に残念な話ですが、転職において、どんなに優秀な人でも書類選考で落ちることはあります。求人のポジションと自分の得意領域が合致して、しかもポジションに空きがあり、誰よりも実績をあげてきたとしても落ちることはあります。ここでは、優秀でも書類選考に落ちる理由についてお話していきます。

応募者が大勢過ぎるから

ある転職支援会社に某大手コンサルティング会社の求人について、問い合わせたことがありますが、5人の応募枠に対して2000人の応募があったそうです。このケースでは、書類選考の段階で1900人くらい落ちています。この書類選考自体も結構いい加減なもので、フィーリングの要素もあります。実際、筆者自身、不採用になったコンサルティング会社の人事担当者とあるイベントで知り合いになり、簡単な経歴をお話しただけで、オファーを頂くことができました。結局のところ、ライバルが少ない経路で応募するのがいいと思います。

書類に不備があるから

コンサルティング会社の場合、誤字脱字、てにをは、日付、元号・西暦の不統一、他の応募企業の使い回しは、中身を読む前に落とされます。個人で直接企業にアプローチする場合は、添え状もつけてください。メールの場合は、メールの文面が添え状の役割を果たしていますので必要ありません。また、人材紹介会社経由の場合も不要です。書類の不備の確認は、自分以外の誰かに頼めれば最適です。できない場合は、一晩寝て、確認してから送りましょう。

学歴や職歴がフィットしないから

25歳未満は、学歴やポテンシャルを感じさせる経験が必須です。若くて優秀なのにポジションがなくて転職を考えていると考えてもらえます。25歳以上30歳未満の方は、学歴、職歴、ポテンシャルの総合値の高さが必須です。会計なら会計、ITならITといった具合に、ある程度の分野の絞り込みの上で選考されます。30歳以上は、職歴とある程度の学歴が必要です。即戦力ならオファーを頂けます。35歳以上は、職歴と人脈です。筆者自身、30代後半あるいは40代のコンサルタントの転職事例を知っていますので、年齢だけで不採用になることはないはずですが、その分、年齢に見合った実績が求められます。

文章の論理性がないから

履歴書と職務経歴書で書いてあることが異なる、志望動機や自己PRを裏づけるエピソードが職務経歴書に書いていない、文章の前半と後半で書いてあることが違うなど、よく読まないと見つからないようなことも、コンサルタントはあっさり見つけてきます。大手コンサルティングファームで働く人材の力は侮ってはいけません。

なんとなく嫌だから

ここまで書いた全ての理由に当てはまらなくても、落ちるときは落ちます。書類選考の段階では、ある程度可能性が高い方を残して、面接試験で相対評価をしていくものですが、どういうわけか落ちるケースがあります。筆者自身、不採用になったコンサルティングファームに、2つの人材紹介会社から問い合わせたことがあるのですが、理由らしい理由がないという回答を得たことがあります。(その後、オファーも頂いたのですが、丁重に辞退しました。)

まとめ

優秀でも書類選考に落ちる場合、応募者が殺到しているか、理由らしい理由がない場合がほとんどです。それ以外の側面で落ちることがあるとすれば分析が必要ですが、それ以外の場合は、あっさり見切りをつけた方が幸せです。下手に落ち込まず、受かった会社で落っこちた会社をギャフンと言わせましょう。

書類選考に落ちたからといって、優秀でないというわけではない。