転職

優秀でも面接で落ちる理由

はじめに

会社で応募者を採用する立場として、優秀な方が面接に落ちる理由についてお話します。コンサルティング会社は一般的に優秀な方が集まります。まず、書類選考を通過した時点で、相当優秀な部類に入っていると考えて間違いありません。会社にもよりますが、おそらくこの枠に入れるのは応募者の上位10%程度です。私が所属していた会社での採用では、1回の応募で50名から5名くらいに書類で選考をかけ、最後に2名採用になりました。ここでは、会社の採用担当者や人材紹介会社の方から直接聞いたお話をもとに、優秀な方が面接で落ちる理由についてお話していきます。

現場責任者との相性が悪い

例えば、先に少し書きました私の会社でのケースでは、現場責任者が思った2名が最終的に残りました。採用の現場は、最後はフィーリングです。面接に落ちるとあたかも自分に原因があると考えてしまうかもしれませんが、少なくともコンサル会社に応募されるような優秀な方であれば、おそらくそれは皆無です。受験者側からすれば自分の中に原因を見つけたいと思うかもしれませんが、そうとばかりは限りません。敢えて、コンサルチックにいいますとシナジー効果の高さが重要です。システム系コンサルティング会社に、システム出身者が受かるとは限らず、意外にもシステムとは無関係な経験とのシナジーで受かったり、単純に絶世の美女が入社することもあります。会社が欲しいのは最終的なアウトプットです。そこに現実的に近付けそうな人材を採用します。

他の応募者がびっくりするぐらい優秀である

コンサルティング会社を志すあなたはきっと物凄く優秀だと思いますし、仕事をしたら十分な実績をあげられるでしょう。しかしながら、残酷にも相手関係が最悪という理由で不採用になることもあります。成長中のコンサルティング会社でよくあるお話ですが、2~3年経つと求人市場で有名になり、多くの人が興味を持ち、応募者数が大幅に増加することがあります。そうなると応募者の中に、とびきり優秀な方が混ざっていて、どうあがいても勝てないことがあります。応募者の立場からすれば、その方に会うことはないので、自分が落ちたことに不信を持つかもしれませんが、仮に会ったら納得すると思います。面接はバッチリで、落ちた時は、他の応募者に優秀な方がいると考えるべきでしょう。

あなたが優秀すぎる

自慢として受け取って頂きたくないのですが、筆者はあるコンサルティング会社に不採用になった際に、人材紹介会社から言われた理由がこれです。簡単にいうと「持て余す」といったことです。ただ、筆者は筆者よりも能力が高い方をたくさん知っています。きっとこのような判断が下される方もたくさんいるのではないかと思います。この時は、どうモチベーションを組み立てればいいのか正直わかりませんでした。こういう理由もあるんだということを参考程度に書いておきます。

あとは面接に原因

ここまで書いてきた理由に当てはまらなければ、あとは面接に原因があります。コンサルティング会社を受ける方であれば、おそらく経験するであろう難しい問題に答えられなかったり、あるいは必要以上に緊張してしまったり、身振り手振りがウソ臭かったり、話が噛み合わなかったり、ごく一般的なことです。コンサルティング会社で、特に注意すべきは職務経歴です。もちろん、ウソは書いていないとは思いますが、若干デフォルメされていたり、忘れてしまったりしているところを突かれると簡単にボロがでます。例えば、システムの標準導入期間を忘れてしまい、エイヤー!と勘で書いても、理詰めされて終わります。いい加減な準備は面接でやられますので、入念な準備で対応しましょう。

まとめ

筆者は、見た目はさほどよくなく、実績も能力も特筆すべきものもなく、面接では話術一本でしか勝負できません。しかもその話術も、当たりはずれがあり、万能といえるようなものでもないので、面接は敗戦を続け、本当に研究しました。しかし、採用する側の立場になったとき、この時の研究が割と正しかったと感じています。全てのコンサル会社でここに書いてあることが当てはまるかどうかはわかりませんが、一応の確からしさはあるはずです。筆者自身は、あなたの未来への可能性が面接ごときで消失するのはどうしても我慢できません。小さな失敗にくよくよせずに、挑み続けることが未来を引き寄せると思います。一度落ちても、3年後に力をつけてまた応募すればいいのです。ご参考になれば幸いです。

運を凌駕する実力があれば、面接は受かる。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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