- 価格はほぼ同等
- 「診断士ゼミナール」はサポートが有利
- 「スタディング」は効率・快適さが有利
「診断士ゼミナール」と「スタディング」の共通の強み
中小企業診断士の教材は、主要なものだけでも12社から出ています。
また、学校や塾などの教育業界に携わっている方でしたら、スマートフォンなどのモバイル端末が普及してからの、劇的な教材の発展についてはよくご存知だと思います。今の主流は「eラーニング」です。2000年以前は、わかりやすく教えてくれる先生に、出会えるかどうかが勉強のポイントでしたが、今はインターネットで林修先生のような名講師の先生の授業を受けられる時代です。中小企業診断士の業界においても、この流れは変わりません。「わかりやすい教材で、繰り返し学習すること」が中小企業診断士になる近道です。そして、その実現に一番近い教材が「診断士ゼミナール」と「スタディング」です。
「診断士ゼミナール」と「スタディング」はどちらが良い?
結論を先に書いてしまいますと、どちらを選んでも正解です。両方試してみて、自分にフィットする方を利用するのがおすすめです。簡単にそれぞれの利点をまとめました。
診断士ゼミナールの長所
詳しい解説が付いた過去問5年分を提供
診断士ゼミナールは、一次、二次試験共に詳細な解説があります。スタディングは、重要な問題に対象を絞っている一方で、診断士ゼミナールは全問に対応しています。
質問無制限24時間受付
診断士ゼミナールは、質問無制限で24時間受付です。スタディングは、質問は有料ですので、学習で行き詰まりやすい方にとっては診断士セミナールの方が安心かもしれません。
ダウンロード型動画コンテンツ
診断士ゼミナールは、ダウンロード型コンテンツです。スタディングは、動画がストリーミング配信ですので、地下鉄での通勤をする場合などには、診断士ゼミナールの方が向いています。
受講期間3年
診断士ゼミナールは、受講期間が3年です。スタディングが1年ですので、万一、仕事の都合などで学習が中断してしまったとしても、猶予ができて安心です。
スタディングの長所
パイオニアとしての合格実績
スタディングは、中小企業診断士の学習が書籍や通学が主流だった頃から、eラーニングに取り組んできた実績があります。総合的な運用ノウハウは、他の資格試験にも応用されるだけあり、一番確立されています。
学習効率にフォーカス
スタディングは、診断士ゼミナールと同様、高品質の内容でありますが、更に一段階進んでいる点は、どのように進めば最短ルートで学習できるかという点にフォーカスした教材になっています。さっと要点をつまんでどんどこ進みたい方でしたら、スタディングの方がフィットしやすいです。2倍速講座もあります。
美しい
スタディングのホームページをご覧頂ければおわかりになるかと思いますが、とても色調を大切にされた教材になっています。二色刷りの本よりも、カラー印刷の本の方が内容が頭に入ってきやすい効果と同じで、色調を大切にした教材は学習効果を高めます。
まとめ
診断士ゼミナールとスタディングの価格は、ほぼ変わりません(49800円と49980円)。そして、どちらも中小企業診断士の教材としては、最も安価な部類です。
サポートを優先させるならば、診断士ゼミナールで学習を進めてみることをお勧めします。一方で、時間を優先させたい場合は、スタディングをお勧めします。
「診断士ゼミナール」と「スタディング」を大学に例えますと、「早稲田」と「慶應」という感覚に近いかもしれません。どちらも正解ですし、どちらも素晴らしい教材です。ぜひ、ご自身に合った教材で、合格を手にして下さい。