2時間で600万円かかる対面助言があることをご存知ですか?

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はじめに

筆者が知る限り、最高額のコンサルティングは2時間で600万円です。このように書くと聞こえはいいと思いますが、これが公的機関で行われているとすれば、どのようにお感じになりますか?しかも、資料によると実施されるのは「対面助言」です。民間企業では一般的な、実地調査や組織の一員となって活動するコンサルティングとは全く異質なものです。本記事は、2時間で600万円かかるPMDAの対面助言について紹介したいと思います。

記事の根拠

PMDAとは独立行政法人医薬品医療機器総合機構という2004年に設立された独立行政法人です。医薬品・医療機器を世に出すためには、PMDAから承認を受ける必要があります(薬事法第14条)。医薬品・医療機器の関所のような機能を持った機関です。ここで行われているサービスの一つに対面助言というものがあります。対面助言には、いくつもの種類があり、このページによればその一つが600万円かかるというわけです。尚、実施実績についてはこちらに書かれています。

新薬ができる確率は1/30000

新たな薬が誕生すれば、病気に悩んでいる人を救える他、新たな産業が生まれますし、薬は原価が安いため利幅も大きくメリットが非常にあります。そして、日本は優秀な研究者が多く実は創薬大国です。しかし、最大の障壁は、創薬という取り組みそのもので、新薬ができる確率は1/30000と言われています。なので、イノベーションが起こるように、相談できる機会をどんどんと創出していくことがPMDAの役割だと筆者は思うわけですが、2時間600万円のサービス、誰が利用するのでしょうか?価格設定の根拠を是非開示して頂ければと筆者は思います。

まとめ

600万円の根拠が見えませんので、追及しきれないところはありますが、国家を支える公的機関がこのような姿勢ではいけないと筆者は考えています。(どうしてもぼったくりとしか思えません。)PMDAに関しては、本件だけではなく、天下り先、CPAPなど数限りない批判に晒されています。お役所体質の是正を進めなければ、PMDAの存在意義は疑われて然るべきだと筆者は思います。

サービスは対価とのバランス