コラム

優秀なコンサルタントが儲かるとは限らない

はじめに

筆者はこれまで多くのコンサルタントを見てきました。その中で一つ間違いなくいえることは、優秀なコンサルタントが必ずしも儲けているとは限らないということです。ここでは、コンサル会社に勤めてきたり、独立してコンサルタントを行っている方とお話してきた体験をもとに、儲かるコンサルタントとは何かについてお話していきます。

優秀≠儲かる

コンサルタントになる前は「優秀≠儲かる」の事実が不思議でしたが、コンサルタントになってからは非常に納得がいきました。儲かるコンサルタントの結論を書いてしまいますと、機会を逃さないコンサルタントが儲かるコンサルタントです。営業力のあるコンサルタントが儲かると思われがちですが、これはちょっと違います。(推しと気づきを提供するという面では評価できますが・・・)クライアントがしたいことに対し、事前にノウハウを持っている状態がいわば儲かるコンサルタントの理想系です。このような状態であればまず間違いなく儲かります。なので、コンサルタントとして資質が優秀であることはいいことですが、これがマネタイズまで行きつくかはまた別の話です。

儲かるコンサルタントになるためには?

では、機会を逃さないコンサルタントになるためにはどのようにすればいいのでしょうか?それは、行動するコンサルタントになればいいのです。とにかく兆候をキャッチすることが重要です。優秀なコンサルタントは、仕事があってから優秀だとわかるので、儲かるとはまた別な話です。儲かるコンサルタントになるためには、とにかく先手で行動することが重要です。

まとめ

コンサルタントで儲かる人は少なくとも、先見の明があると筆者は感じます。コンサルタントとして優秀であることも大切ですが、先進的に時代を駆け抜けることも重要な資質です。

儲かるコンサルタントは時代の先を行く。
ABOUT ME
コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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