コラム

社会のために自分がどうあるべきかただひたすらに考えてみる

はじめに

目標を見失ったとき、夢破れたとき、何かに挫折したとき、不安でビクついているとき、勇気を起こすためには、社会のために自分がどうあるべきかただひたすらに考えてみることをお勧めします。

あなたは負けていない

一つの目標にまっすぐに向かっていて、その道が閉ざされたとき、否応のない思いにかられます。自分の努力が足りないのならまだしも、自分以外の誰かのせいで道が閉ざされたときのやるせなさ、これは言い尽くせないものがあります。ですが、目標に到達できず方向転換をすることは、あなたが負けたということではありません。今持っているものは大切にするべきですが、返ってこないものは潔く諦めることも生きていく上では必要なことです。情熱を注いだ分、方向転換はつらいものです。しかし、あなたを必要とするところは必ずどこかにあります。あなたの能力はそこで開花させればよいのです。これは負けではありません。続きがあるからです。むしろ過去の栄光によりすがり、自分を投影し続け、チャンスのない環境に身を置き続けることのほうが負けです。

社会の中の自分を見つけてみる

周囲からの雑言、これまでの固定概念などの全てを捨て、この社会のために自分がどうあるべきかをただひたすら考えてみると、次第に次に何をするべきかが見えてきます。自分には何ができるか、何がこれから必要になるのかなど、一つ一つ確かめていくことは自分の新たな可能性を見つけるヒントになります。何もないなんてことはありません。少し視点を変えてみると見えてくるものもあります。自分が得意なことを最も苦手とする業界はどこか、自分が最も苦手とすることに自分の中で最も得意なことをぶつけたらどうなるかなどです。

開花すればつながる

どこの業界でも開花して実績が出てくると、過去の目標に再チャレンジできる可能性も出てきます。まっすぐに進めなかった以上、まっすぐに進んだ方よりも、いろんなスキルや人間関係が手に入ります。これが新しい切り口になって、リベンジする道が開かれるかもしれません。目標を見失うことは自分をリセットし、強い自分を作り出すためのチャンスでもあります。

まとめ

人生にはとてもやるせないことが起こります。そんなときは目の前の問題から一度離れ、あらたに自分が生まれ変わる気持ちになって、社会のために自分がどうあるべきかただひたすらに考えてみると、小さな問題に囚われなくて済みます。

社会に必要とされる自分にシフトする
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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