コラム

社内競争を勝ち抜くか?自分を貫くか?

はじめに

コンサル会社にいるとどうしても会社メンバーとの競争になります。会社としては高収益を上げられる人材のほうが、有用だと考えるのが一般的です。しかし、無理をするあまり自分を見失うこともあるでしょう。ここでは、コンサル会社において社内競争を勝ち抜くか、自分を貫くかという迷いに焦点を当ててお話していきます。

会社のための自己犠牲は何も産まない

コンサルタントは自己犠牲をしながら、社会に貢献する職業です。しかし、貢献の対象が社会でなく会社になってしまうときに、コンサルタントは生命を消耗します。端的に言えば、働く意義を見失うからです。誰か別のコンサルタントが取り組んでいる課題で、プロジェクトが火を噴き、人員が欲しいからアサインされるということを経験する場合もあるでしょう。このときの火消し作業は、社会や顧客に貢献するというよりは、その場の窮地を救うという意味合いが強いです。しかし、このような場合、根本原因は計画段階の無理であることがほとんどであり、やりがいを見失うことにつながりやすいです。

出世するよりもスキルを磨いてスピンアウトを目指す

コンサルティング会社でずっと働いていこうと思う方も、独立を志す方も、スキルを磨いてスピンアウトすることを目指すべきだとコンサル白書では考えています。コンサルティング会社の内外で何が違うかといえば、管理・営業業務の担当がいるかどうかの違いだけであって、セルフプロデュースして仕事を獲得していく働き方は何も変わりません。世の中には「ぶら下がり社員」という言葉がありますが、コンサルティング会社ではぶら下がりはあり得ません。火の噴くプロジェクトにアサインされるか、タコ部屋に入れられて終わります。依存心は持たない生き方がいいでしょう。

まとめ

結局のところ、社会・顧客のために貢献できる生き方を身につけることが、コンサルタントとしての正しい生き方になります。社内の競争ばかりに目を向き過ぎると、自己を消耗しすぎて続きません。勝ち抜く意識は必要かもしれませんが、社会・顧客にできる限りの意識を向けることがコンサルティング会社で生き抜くことにつながります。

社内競争を勝ち抜くための自己犠牲は社会貢献につながらない。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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