コラム

働く意味(人はなぜ働くのか?)

はじめに

働くとは「誰かのためになること」です。ただし、誰かのためになることへの好き嫌いは関係ありません。「なぜ働くのか?」という問いに対して、ある人は「お金のため」と答え、ある人は「生きがいのため」と答えます。ここでは働く意味について、お話していきます。

働く意味は「誰かのためになること」

冒頭にも書きましたが、働く意味は実にシンプルです。誰かのためになること。これが、働く意味です。「お金が欲しいから働く。働くことが楽しいから働く。社会的地位が欲しいから働く。」働くための理由はいくつもあると思いますが、結局のところ、誰かのためにならないと実現できないものばかりです。働くとは、誰かのためになることです。

働くことに対する好き嫌いは関係ない

仮に、あなたが一生十分な暮らしができるだけの財力があったとします。そこで質問です。あなたは仕事を続けますか?仕事を辞めますか?働く意味を「誰かのためになること」と書いてしまうと、どこか優等生っぽいと感じる部分もあるかもしれません。しかし、ここでお伝えしたいのはそういった善良な意味合いではありません。例え、嫌々働いていたとしても、その働きによって生まれる何かが、誰かのためになっているという事実が重要なのです。仕事の好き嫌いは、働く意味とはまた別のところにあります。

人はなぜ働くのか?

難民キャンプで働く人々

紛争のためやむなくできあがる難民キャンプでは、国際機関の援助によって、一般的に生活必需品が支給されます。難民キャンプの中で生きるためであれば、特別働く必要はありません。しかし、最近の難民キャンプでは、商売を奨励し、経済圏が形成されているところもあります。働く必要もないのに、なぜ難民キャンプの人々は働くのでしょうか?答えは現状をもっと良くしたいからです。労働対価がなくとも、現状をもっと強くしたい思い一つで、人は働くことがあります。この働きももちろん、自分を含めた誰かのためにつながっています。

生きるために働くか、死ぬために働くか

働き詰めになると過労になり、残念なことに命を落とすこともあります。最近は、インターネットの普及により、様々な惨状が情報として入ってくるようになりました。筆者自身も、過労に追い詰められた経験のある一人です。そのとき思ったことはただ一つでした。「生きたい!」そして、筆者は会社を辞めました。もしあなたが、このような状況に陥ることがあれば、ぜひ自分の本心と向き合って欲しいと思います。「本当に命をかける価値があるのか?倒れることが誰かのためになるのか?」迷った時は、働く意味を改めて確認して頂ければと思います。(尚、筆者は1年半の失業期間を経て、別の企業に就職しました。会社を辞めたことにより犠牲になったキャリアはありますが、命の価値に比べれば些細なものと感じました。決断に後悔はありません。)

まとめ

働く意味は「誰かのためになること」です。世の中は広く、人生は一度きりです。目の前の仕事に忙殺されているとき、やりたい仕事が見つからず途方に暮れているとき、自分の仕事に対して家族の視線が気になるときなど、働く意味を見失った時は、ぜひ原点に立ち返って、働きが誰かのためになることを思い出して頂ければと思います。

働くとは「誰かのためになること」
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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