中小企業診断士

中小企業診断士試験で簿記2級は必要?

はじめに

中小企業診断士の専門学校や予備校にいくと聞く噂に、「簿記2級を取ると中小企業診断士の財務・会計に有利」というものがあります。ここでは、その信憑性についてお話していきます。

簿記2級は診断士の学習から外す

筆者は受講生時代この噂を全く信じませんでした。中小企業診断士になった今もこの噂を信じなくて良かったと心の底から思っています。簿記2級を身につけることは、スキルアップという側面では役に立つと思いますが、中小企業診断士の学習という面では時間対効果からあまり有利な戦略だと思えません。むしろ、中小企業診断士の資格とは別にじっくり学習すべき内容だと思います。

簿記2級と財務・会計のズレ

中小企業診断士試験における財務・会計では、経理業務ではなく財務分析を行ってどのような戦略を立てていくかという点に主眼を置いています。なので簿記で学ぶべき学習領域とはズレがあります。
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ただでさえ時間をかけて学習しなければならない財務・会計の領域を、簿記の学習範囲を含めて学習していくことは非効率です。それから、診断士の財務・会計であれば覚えることは簿記2級より少ないはずです。純粋に中小企業診断士を狙って行くのであればスコープを絞って学習したほうがよいと経験上思います。

まとめ

簿記2級の学習は、財務・会計の勉強に役立つかもしれませんが、中小企業診断士の試験の学習に専念するのであれば、時間対効果、スコープの違い、難易度の点から避けた方がいいでしょう。

簿記2級は中小企業診断士試験の学習とは別にすべき。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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