中小企業診断士

管理職の登竜門としての診断士試験

はじめに

大企業では管理職の役割が日に日に強まる時代になってきました。そして、客観的に知識を推し量るバロメータとして、英語ではTOEIC、情報系なら情報処理技術者試験、経営知識に中小企業診断士の一次試験を課す企業があります。ここでは、管理職の登竜門としての診断士試験についてお話します。

一次試験の学習の面白味について

中小企業診断士試験は経営コンサルタントの認定を受けるための試験ですが、一次試験は経営の常識を問う試験になります。大企業の場合、中小企業経営・政策は直接的には関係性は薄いですが、他の科目は大企業と関連性は高く、仕事と直結するものも多いです。例えば、企業経営理論の組織論は部門マネジメントと重なる部分も多く、読みはじめとしては面白いのではないかと思います。一次試験は努力量が全てですので、なるべく多くの時間を割いて学習されることをおススメします。

診断士試験は中小企業のためだけのものではない

法律にのっとって考えますと、中小企業診断士は中小企業のためにあります。しかし、学習を始めると実際には、90%くらいは大企業でも直接利用できるものがあります。大企業と中小企業の違いは、経営資本の大きさについてですが、部門単位で採算管理を行っているのであれば、部門マネジメントと中小企業のマネジメントが非常に近いものを感じられるはずです。なので唯一、中小企業向けの政策だけが転用できない知識ですが、実は取引先が中小企業のケースは非常に多くあり、契約を巡ってどのような優遇税制があるのかなどを知ることができます。なので、取引先の中小企業に優遇税制を推奨して、購入する商品・サービスの原価を下げるなどの工夫ができる可能性が生まれたりします。知っていて全く損はありません。

まとめ

中小企業診断士試験の一次試験は、中小企業のためのものではなく、経営やマネジメントに携わる全ての人にとって有益な試験です。ぜひ前向きにとらえて頂き、内容を楽しんで学習を進めることがいいと筆者は考えています。

登竜門の義務より、内容の楽しさが学習を継続させる
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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