教育・学習

「好きなこと」と「得意なこと」はどちらを伸ばすべきか?

はじめに

「好きなこと」と「得意なこと」はどちらを伸ばすべきかというのは、誰もが悩む問題の一つだと思います。筆者は、どちらも遠慮しないで伸ばすことを推奨します。しかし、現実的には時間は有限です。ここでは、「好きなこと」と「得意なこと」で進むべき道に迷ったときに、どのように判断するべきかについてお話します。

長続きできることを選ぶ

結論を先に書いてしまいますと「好きなこと」と「得意なこと」という視点から離れ、「長続きできること」を選択することをおすすめします。

「好きなこと」を選択する

好きなことを選択する場合「ずっと好きでいられるか」どうかが重要なポイントです。人は成長して、今まで気がつかなかった世界を永続的にどんどんと知るようになります。すると、長くお付き合いしていく中で、好きである判断基準も変わっていきます。すると、今までの考えがとてもちっぽけなものだと思える時間が来るかもしれません。それでも好きである自信が「好きなこと」で成功することにつながります。

「得意なこと」を選択する

得意なことを選択する場合「自己犠牲が過ぎないか」どうかが重要なポイントです。得意という評価は、人との相対比較で一般的に決まります。つまり、周囲があまりにもできないので仕方なくやっているという側面が少なからずあるはずです。自分の意思が働かないと人生は枯れたものになってしまいます。得意であるものにどこまで情熱を注げるかが「得意なこと」で成功するポイントです。

まとめ

「好きなこと」と「得意なこと」をどうしても選択しなければならない局面では、「長続きすること」を選択することをお勧めします。ただし、感情に流されすぎず、理性に流されすぎず、バランスをもった判断をすることをお勧めします。

長くお付き合いできる選択を。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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