教育・学習

コーチングとティーチングの違い

はじめに

筆者の個人的な見解ですが、コーチングという手法に、時折、胡散臭さを感じることがあります。全てのコーチングを否定するつもりはありませんが、ティーチングとコーチングの役割の違いを取り違えているケースに胡散臭さを感じます。ここでは、コンサルタントの視点から、コーチングとティーチングの違いについてお話します。

コーチングとティーチングの違い

コーチングとティーチングの違いは以下の通りです。


・コーチング … 相手の知恵・知識から回答を導きだすこと。

・ティーチング … 自分の知恵・知識を相手に伝えること。

コーチングの勘違い

コーチングは基本的に相手の知恵と知識に依存します。なので、相手の脳内で答えを導くことができないものは、コーチングをしてはいけません。例えば、ドイツ語を初めて覚えなければならない状況では、コーチングは全く役に立ちません。コンサルティングにおいても、コーチングはできる限り避けた方がいいです。先方は、答えを知りたがっているケースがほとんどで、そのためにお金を支払うわけですので、コーチングをして相手に考えさせるのは期待と異なるからです。

質問に質問で返す無礼はNG

質問の質が良識の範囲であれば、それにきちんと答えることがコンサルタントの指名です。しかし、時折、相手の質問に対し、質問した相手に向かって「あなたご自身はどうお考えですか?」と言う人がいます。これは、コンサルタントとしてはやってはいけません。質問者自身、答えがわかっているケースもありますが、そのときもコンサルタントがどう考えているかを知りたいのです。コンサルタントは基本的に、ティーチングの姿勢で構えていないといけません。

まとめ

コーチングとティーチングの違いは、引き出すか、教えるかの違いです。コーチングが役立つときは、相手が相応の知識と知恵があるときです。コンサルティングでは基本的にティーチングでクライアントの問題を解決していくべきです。コーチングが無礼になる場合もありますので、コーチングとティーチングの違いにお気をつけ下さい。

引き出すか、教えるか。
ABOUT ME
アバター
コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
中小企業診断士に早期合格しよう!