ITコンサルタント

要件定義とは?

はじめに

要件定義とは、システムを利用して業務を行うときに、どのような機能が必要か決めることです。比較的大規模のシステムをオーソドックスに導入する場合に利用される言葉です。ここでは、要件定義についてお話していきます。

要件定義は「古い言葉」

システムの導入手法には、いくつかの方法があります。具体的には、ウォーターフォール型、スパイラル型、プロトタイプ型等です。要件定義は、このうち、ウォーターフォール型のシステム導入で頻繁に使われてきた言葉です。ウォーターフォール型とは、最初にこういうシステムを開発しようと綿密に計画を立てて、その計画通りに進めていくという方法論です。本来は建築物のような大掛かりで、失敗できないタイプの構造物を作る際に適したものです。システム導入において、ウォーターフォール式の導入手法が活きるのは大規模型の組み込みシステムです。しかし、今はほとんどの場合、パッケージ化されていますので、本来なら要件定義というものは、発生しないか、ごく一部機能に限られます。ただ現状は、パッケージ系のシステムにおいても、要件定義という言葉が利用される傾向があるようです。

当たり前の感覚

筆者は、某コンサルティングファームの面接で「要件定義の経験はありますか?」と聞かれたことがあります。この質問を聞いた際、このコンサルティングファームは古い感覚の会社だと筆者は感じました。なぜなら、先に書きましたとおり、要件定義はほとんどのシステムにおいて、あまり力を入れなくてもいいからです。仮に、要件定義が必要なシステムの導入でも、真のコンサルタントなら、そんなことはやって当たり前ぐらいの感覚です。尚、この面接担当者を弁護するわけではありませんが、質問の真意は「お客様からヒアリングし、目的達成のために必要な事柄を整理、提案した経験はありますか?」ということだったと思います。

まとめ

要件定義とはシステムに必要な機能を決めることです。ただし、それほど仰々しいものではありません。今はシステムのパッケージ化が進んでいますので、どちらかといえば古い言葉になってきています。あまり頻繁に利用すると、システムに詳しくないと思われかねませんのでご注意ください。

要件定義とはシステムに必要な機能を決めること。
古い概念であることに注意。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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