コラム

職業別に戦争をしたら勝ち残るのは?

はじめに

職業別に戦争をするとどの職業の方が勝つか、想像したことはありますか?職業の単位、シミュレーションの方法によっていろいろな結論が出ると思いますが、ここでは筆者の思い描くままの理論でお話します。どの職業が偉いといった類いの話ではなく、こんな考えもあるんだという感覚で読み進めて頂ければと思います。

最強の職業は「技術者」

当サイトはコンサルタント向けのサイトですので、コンサルタントが最強となる理論展開を期待されていたらすみません。筆者の脳内シミュレーションの結果、最強の職業は技術者に決定しました。とはいっても、少し範囲が広すぎると思いますので、もう少し狭めますと機械技術者こそが最強だと思います。機械技術者でしたら、武器や乗り物が作れます。まず、銃を作り、農家と水道局に押し入ります。水と食料を確保して、長期的に戦える状況をつくり、徐々に高度な武器を作っていき、ミサイルと原爆まで到達できれば勝利です。「化学者」も脅威ですが、おそらく運搬能力の確保で差が出るはずです。

ペンも剣も作っているのは「技術者」

話は少し飛びますが、「ペンは剣よりも強し」という言葉があります。開成中学校・高等学校のロゴにもなっているペン剣ですが、少し視点を変えると、ペンや剣も作っているのは技術者です。ペンと剣が争える環境を整えているのは技術者のおかげだと言わざるを得ません。結局のところ、技術者がいないと世の中、何も形にならないのです。

コンサルタントとしての技術者との付き合い方

ここで、コンサルタント視点で技術者について考えていきます。特にIT系では、技術者からコンサルタントに昇格できる人と昇格できない人がいます。すると、自然と「コンサルタント>技術者」という関係性があると考えてしまいがちです。しかし、コンサルタントへと昇格できたとしても、クライアントの課題解決を実現していくためには技術者との協力関係がないと成り立ちません。簡単に書けば、コンサルタントとして技術者への敬意は絶対に忘れていけません。一般的に、コンサルタントの方は技術者よりも弁が立ちます。コミュニケーションを取ることもうまいです。しかし、そのような能力の一端だけで、相手に対して、粗暴に振る舞ってはいけません。技術者には技術者としての倫理が存在し、技術の行く末に責任をもっています。技術者は、粗暴なコンサルタントにはなまくらな技術しか提供しません。すると、クライアントの課題解決には暗雲が立ち込めてしまいます。技術者との付き合い方はコンサルティングの質につながります。

まとめ

世の中の様々なものを創り上げる技術者は、考え方によっては、最強の職業だと言わざるを得ません。コンサルタントとして、会社や社会に貢献していくためには、技術者に敬意を持った接し方が必要です。

良質なコンサルタントは技術者と共に平和を築く。
ABOUT ME
コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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