社会保険労務士

社会保険労務士とは?

はじめに

社会保険労務士とは「社会保険」と「労務」の専門家です。人事部やキャリアコンサルタント、人事系コンサルタント、あるいは名前そのままの社会保険労務士事務所などで勤務されています。なんとなく「人っぽい仕事」をしているような気がする社会保険労務士について、ここではもう少し詳しく説明します。

「社会保険」と「労務」

「中小企業診断士」は「中小企業」の「診断」をします。「不動産鑑定士」は「不動産」の「鑑定」をします。では、「社会保険労務士」はどう解釈すればいいでしょうか?答えは「社会保険」と「労務」の専門家と解釈します。他の資格とちょっと違う点にご注意ください。ポイントは「社会保険」と「労務」という2つの専門分野を扱っている点です。

社会保険とは?

社会保険とは、みんなから強制的にお金を集めて、困っている人・困っているときに使える仕組みのことを言います。社会保険には、年金保険、医療保険、雇用保険、労災保険などがあります。求人広告で「社会保険完備(社保完)」と書かれている場合は、たくさんある社会保険のうち、厚生年金保険、健康保険、労災保険、雇用保険の4つを完備しているという解釈になります。社会保険と対になるのは、民間保険です。これは自らの意思で加入できる保険です。社会保険は社会を支えるためにみんなが強制的に入ることがポイントです。

労務とは?

労務とはお金をもらうために働くことを意味します。働く人は、会社に労働を提供して、その対価としてお金をもらいます。現代はお金がないと暮らしていけませんので、お金をもっている会社は、働く人に対して有利な立場にいます。なので、会社の働く人に対する横暴を許さないように、様々なルールが法律で決まっています。

社会保険労務士とは?

「社会保険」と「労務」の意味はおわかり頂けましたでしょうか?「社会保険」と「労務」の専門家が社会保険労務士ですが、基本的には「法律家」です。社会保険や労務において、トラブルがないように事務処理を行ったり、就業規則を作成します。ただ、このような事務処理だけでは食べていくことが難しいため、社会保険労務士の資格を活かして、給与計算を行ったり、人材紹介を行う方が増えています。ここで重要なことは、給与計算や人材紹介のような新しいサービスにおいては、社会保険労務士試験の範囲の学習が全く役に立たないということです。社会保険労務士は、試験範囲の学習を元手に、新たな付加価値を得ることでやっと実になる資格です。

まとめ

社会保険労務士は、働く人を支援するために「社会保険」と「労務」という二つの専門領域をもった法律家です。現実的に仕事としていくためには、試験で得た知識を基に、新たなサービスを開拓する必要があります。

社会保険労務士は、働く人を支える法律家。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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