はじめに
「時間がない」ということありませんか?業務に追われている時、試験勉強に取り組めない時「時間がない」となってしまう場合の3つの理由についてお話します。尚、この記事は世間一般の常識からかけ離れております。その点はご了承頂ければと思います。
時間管理の限界
3つの理由をお話する前に前提条件についてお話します。「時間がない」の言い訳は「時間管理ができていない」とする方がいらっしゃります。確かにそのようなケースはあります。しかし、カイゼンという言葉が世界的に蔓延している現在、意識の高い方は時間管理ぐらい誰でもやっていますよね。時間管理は物事がうまく進んでいるときに、もっと効率的に進めるための技です。この記事ではもっと深層の部分についてお話していきます。
3つの理由
面倒になる環境にいる
本屋さんで買った書籍、家で開かなかったという経験はありませんか?初対面の方とお会いして「またご連絡します。」といい、二度と連絡しなかった経験はありませんか?同じ物事でも居場所や時間によって感じ方が違うことはよくあります。やる気がでない、面倒くさいと感じて、行動に移すことができず、時間ばかり浪費してしまうことが「時間がない」の原因の一つです。やる気がないのは気持ちの問題と考える人も多いと思いますが、気持ちの現象と捉えたほうが正確です。このような場合は、やる気の出た環境にもう一度戻れば何とかなります。やる気がないことを責めるのではなく、やる気の出る環境に身を置いたほうが現実的です。
わからない
やる気があっても、一向に物事が進まないので時間がどんどんと浪費してしまう。これが「時間がない」の原因の二つ目です。立ち往生状態です。この時は焦りますがよく考えてみますと、そもそもクリエイティブな仕事や難しい仕事は時間がかかるものです。計画に無理がないか見つめなおす時期なのかもしれません。とは言っても、何も物事は解決しませんので、現実的には先回りすることをお勧めします。先回りして振り返ってみると意外とわかることがあるものです。仮に問題を突破したら、時間に余裕が出てくる場合もあるかもしれません。また、わからないことの原因が自分にないケースもあります。問題提起の在り方や教える人の理解不足など、わからないには理由があります。下手に自分のせいにしすぎないほうがいいこともあります。
物理的に時間がない
上記の2つの場合を除くと、あとは物理的に時間がないという場合しか他ありません。効率化を進めても限界はありますし、自分以外のことが原因で時間が無くなることはよくある話です。コンサルティング業界は、ある意味過労が当たり前になっています。物理的に時間がないことを認めるだけでも精神的には随分と楽になります。このような環境に身を置かないといけなくなってしまった場合、逃げることも視野にいれてもいいと思います。物理的に時間がないとき、睡眠時間や食事の時間が無くなりますので、結局のところ、命にかかわります。物理的に時間がなくどうしようもない場合は、周囲からの酷評は覚悟で逃げた方がいいです。責任を背負い込んで死んでしまっては元も子もありません。物理的に時間がない場合は、今の仕事は命より大切か省みる機会です。
まとめ
コンサルタントは業務や学習を人の何倍かはこなす必要があります。この生き方に幸せを感じるのは、業務や学習の先にきちんとした未来を描けている人です。コンサルタントのレベル観での「時間がない」というのは、時間管理の問題ではなく、プロセスの問題と捉えるべきです。いずれにしても物理的に時間がない状況に襲われたときに、自分の判断が生死を分けることがあります。仕事に没頭するあまり、このような状況に追い込まれないことを切に願っています。