会社を構成する3つの機能

はじめに

世の中には様々な会社があります。製造業、流通業、サービス業、大企業、中堅企業、中小企業など、業態や組織の大きさなども会社ごとに違いますが、実は会社を構成する機能は大きく分けて3つしかありません。ここでは、コンサルタントとして活動する際に知っておきたい、会社を構成する3つの機能についてお話します。

会社を構成する3つの機能

会社を構成する3要素は、イノベーション、マーケティング、マネジメントです。会社には様々な部署がありますが、これらのどこかに集約されるはずです。もし、この3つの機能から外れる要素があれば、それは明らかに無駄です。排除すべきでしょう。ここでは、イノベーション、マーケティング、マネジメントについてそれぞれの役割をお話していきます。

イノベーション

イノベーションとは新たな価値を創り出すことです。新製品を作ったり、新サービスを作ったりはもちろんのこと、既存の商品・サービスの新しい活用方法を作ることも重要なイノベーションです。組織は常に新陳代謝が必要です。社会がどんどん発展していく以上、必要な商品・サービスも進化を問われます。昨今、イノベーションという言葉が、中小企業の現場やコンサルティングの現場において、一般的に使われるようになってきました。新しいアイデアは常に必要とされています。イノベーションは企業の核です。

マーケティング

マーケティングとは売る作戦です。マーケティングに詳しい方は、4C=4P分析、AIDMA、「誰に何をどのように」など様々な言葉を聞くことがあるでしょう。確かにこれらは定石ですが、実際の販売面は、理路整然となっていない場合がほとんどです。最近では炎上マーケティング、ステルスマーケティング(ステマ)という言葉も話題になっています。炎上マーケティングとは、ブログやSNS、インターネット掲示板等で意図的に批判的なコメントを集めることで注目を集め、商品・サービスの広告にしてしまおうというものです。ステルスマーケティングとは、口コミ情報サイトで社員やアルバイトを使い、意図的に自社製品を称賛し、他社製品を批判するマーケティングです。ただ、これらはマーケティングの本流ではありません。情報操作によって、実物と剥離した商品・サービスは、一時的に売り上げが伸びてもすぐに落ちますし、会社の信頼度にも影響します。炎上やステマはマーケティングのドラッグです。イノベーションを如何に訴求するかを追究することが正しいマーケティングの姿です。

マネジメント

マネジメントとは管理です。経営や管理部門がこなす業務機能が、マネジメントに分類されます。マネジメントは基本的にないのが好ましいです。お医者さんや警察官の概念と同じかもしれません。病気やケガがなければお医者さんを必要ありませんし、犯罪がなければ警察官はいりません。どちらも理想論では不要な職業ですが、現実では必要な職業です。会社のマネジメント機能も基本的には一緒です。なので、マネジメントは基本的に小さく、最小限に抑えることが求められます。

まとめ

会社の機能は、イノベーション、マーケティング、マネジメントの3つです。このうち、イノベーションとマーケティングは投資すべき事項ですが、マネジメントはコストを抑制すべき事項です。3つの機能の役割を踏まえて、コンサルティング活動に活かしてください。

イノベーション、マーケテイング、マネジメントで会社は成り立つ。