はじめに
事業会社からコンサル会社への転職を行うと、多かれ少なかれギャップを持つ人が多いです。ここでは、事業会社からコンサル会社へ転職を行う方にその違いについてお話します。
気になるギャップ、気にならないギャップ
- 自分のデスクがない
- 自分のパソコンがない
- 直行直帰が多い
- 時間にルーズ
上記のようなルールは徐々に慣れていきますが、
- 人事査定が評価者によって違う
- 何をアウトプットとしていいのかわからない
- 自分から仕事を探さなければならない
- 業務標準がない
- 名前も顔もわからない人が多い
- 残業時間が半端ではない
- 個人戦である
- 横柄な態度の人間が多い
など、組織的なこと、業務的なことについてはずっと戸惑い続けるような状況が続くと思います。ただ、事業会社からコンサル会社への転職自体はあまり珍しいケースではなく、スキルや実績があれば十分に転職は可能です。しかし、転職後の企業文化に対するギャップで最初の半年くらいは馴染むのに時間がかかることが一般的です。事業会社と異なり、給与面は多くの場合優遇されますが、それ以外の側面は、いろいろとやりにくさを感じると思います。会社が自分を守るという意識を捨てて、自分の身は自分で守るという意識で挑んだほうが望ましいでしょう。
まとめ
事業会社からコンサル会社へ転職を目指す時、情報量が少ないと、今までの感覚を引きずって業務を行う感覚があります。しかし、新たな環境に今までの常識を持ち込むことは危険ですので、何か戸惑うことがあったとしても、そういうものだと割り切る心が最初は必要です。ただし、初心は忘れず、何年か経過してその戸惑いがやはり悪習に起因するものであれば、その時に勇気を持って改善に努めるべきでしょう。
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