資格

国内MBA

はじめに

国内MBAに取得する価値があるのかという疑問は、国内MBAを検討している方なら一度は思うところだと思います。海外MBAと比べてネームバリューの少ない国内MBAですが、国内と海外の違いこそあれ、多額の学費が必要になることに変わりありません。ここでは、国内MBAを取得すべきかの判断材料になるように、その価値についてお話していきます。

スキルアップなら○、キャリアアップなら×

まず、国内MBAの価値についてコンサル白書としての回答を致します。国内MBAはスキルアップという側面では役に立ちますが、キャリアアップという側面では強みになりません。なぜこのように考えるのか、その理由についてお話します。国内MBAは海外経験がないことが、キャリアアップにあまり役立たない理由の一つです。実はこの海外経験というところが重要で、海外MBAホルダーは、MBAに加え、ビジネスを外国語で行えるという付加価値があり、それが引き金となってキャリアアップすることはあります。一方、国内MBAは学校側の努力で外国語をどれだけとりいれても、ビジネスで使えるレベルであることの保証にはなりません。海外の方と意見交換する機会がある方であればわかると思いますが、なかなか意見の出てこない日本とは違い、海外では自分の意見をまとめる前に、ディスカッションがどんどん進み、何も発言する機会がないまま終わってしまうことがあります。英語をビジネスで使えるというのは、この流れてしまう波にのっかることができる人材であるかが重要になってきます。国内MBAの場合、学校側の努力によってどんなに英語の授業、購読、ディスカッションを取り入れても相手が日本人であれば、それはやっぱり日本人の議論です。なので、キャリアアップに直結するレベルにまで、受講生の付加価値が向上するカリキュラムではないことが原因です。

スキルアップ目的なら小さな問題

では、国内MBAには取得する価値がないのかというと、そういうわけではありません。国内MBAは他者からはなかなか評価されない学位ですが、主体的にビジネスを行う方からすれば取るに足らない問題です。自分の考え方、進むべき道がきちんと見えているのであれば、国内MBAは確実にプラスに働きます。国内MBAのなかには、週末MBAというものもあり、仕事を続けながら、MBAの学位の取得も目指せます。つまり、キャリアアップしながらスキルアップできるのです。国内MBAは、取得を皮切りに大きな変化を求める方よりも、今のビジネスを継続・発展させていく方におすすめの学位です。

まとめ

国内MBAは海外経験が得られない分、海外MBAと比べれば海外経験の部分の付加価値がありませんが、自分の手で道を切り開き、進んでいこうとするビジネスパーソンにとっては小さな問題です。いるか、いらないか慎重に判断して頂ければと思います。

国内MBAは、スキルアップとしての学位。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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