コラム

愛あるNo!を言えるか?【コンサルタントの掟】

営業、派遣業務、コンサルタント。顧客の会社を訪問し、顧客を思って仕事を行うことには全く変わりありません。しかし、コンサルタントと他の業務とは明確な違いがあります。ここではそのことについてお話します。
ポイント
  • コンサルタントはYesマンではない
  • 職を失う覚悟でNoといえる勇気
  • 義を貫く

愛あるNo!を言えるか?

営業、派遣業務などコンサルタントと似ている職業はいろいろあります。業務内容もヒアリングから始まり、
どのように業務を進めたらいいのかを考え、それを提案していくという流れですので、あまり一般的な知的労働系の業務と仕事の進め方は変わりません。しかし、コンサルタントは他の職種と違い、顧客の意向に誤りがあれば、それをNo!という使命が必要です。
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もちろんこのNo!も、愛あるNo!でなくてはなりません。顧客のためになる信念があってこそのNo!であることが重要です。営業や派遣業務、請負業務などの職業は、仮にNo!という権利があったとしても、基本的にはお客様の要求通りに物事を進めなければなりません。なので、自分の意に反することも、場合によったら進めることになります。一方、コンサルタントは自分の信念を信じ、No!を突きつけることも辞さない覚悟が必要です。

雨降って地固まる

No!と言われた顧客は、多くの場合気分を害します。そのため、契約を破棄されたり、コンサルタントは職を失うこともあります。しかし、ここでNo!を言わず、顧客が間違った方向に進んでいくのであれば、それを見過ごすほうが何倍も怖いのです。一時期契約を破棄されても、顧客に誠意が伝われば再び契約を受けられます。周囲の雑踏を景色に捉え、澄んだ瞳で事実の一点を見つめることがコンサルタントには求められます。

まとめ

コンサルタントは、信念に基づき行動することが重要です。顧客の意向を尊重すること、コンサルフィーを頂戴することも重要ですが、それ以上に信念に基づくことが重要です。「愛あるNo!」を言えるか、コンサルティングの仕事で迷いが出たら、そっとセルフチェックすることをお勧めします。

コンサルタントは、愛あるNo!で救う。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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