転職

面接はスタイルではない・原因分析

はじめに

面接に落ちた時には、何かしらの分析をしたくなります。しかし、その方向性が間違っていると受かる面接も受からなくなってしまいます。ここでは、コンサルティング会社の面接に落ちたときの原因分析についてお話します。

原因はスタイルではない。

面接で落ちたときの原因分析で、

  • 楽にしてくださいと言われ楽にしたのがよくなかった。
  • 英語面接でもう日本語で大丈夫といわれ変えたのがよくなかった。
  • 何か質問はありますかと言われ、ありませんと言ってしまった。

などと、面接時の姿勢やスタイルを中心に分析するのは大きな誤りです。面接官は表層の問題ではなく、深層の部分を見て評価をしています。
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  • なぜ、この応募者はこの問いに対してこう答えたのか?
  • この応募者の考え方は論理的か感情的か?
  • 自分たちの思いと応募者の思いにギャップがないか?

などが面接官の見方です。なので、面接で受かるためには、相手の質問の意図を見抜いて、こちらの深層をわかりやすく表現することが全てです。面接でうまくいかなかった際の原因分析は、あまり自己否定したり問題重視するのではなく、

  • 相手とのギャップの認識
  • 自分の考えをシンプルにまとめる

この2点に集約して行うのがよいでしょう。

まとめ

一緒に働いて収益をもたらしてくれるか、組織が活性化されるか、面接官はよく見ています。馬が合う合わないの問題もあると思いますが、受かる人は誰から見ても受かるというのは、この変がしっかりと見えるからです。面接に落ちる場合は、この辺りをきちんと見極めることが大事です。

深層をついた分析を行う。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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