はじめに
試験に受かるための勉強と社会を変えるための勉強。どちらの方がやる気が出ますか?試験マニアでなければ、おそらく後者を選ぶと思われます。ここでは、勉強のモチベーションについてお話します。
世界を知る
筆者は世界一周旅行に行ってきた経験がありますが、北欧の方の英語力やチュニジアの詐欺師の巧みに財布からお金を引き出す能力、ハワイのお土産屋さんの日本語力に驚いたことがあります。どうしてこんなに能力が高いのか、もちろん必要に迫られて考えてやったという彼らなりの理由があるとは思います。ただ、間違いなく試験に受かるための勉強ではないことは確かです。
日本の学校教育を忘れる
日本の学校教育は、ほぼ偏差値の高い学校に受かるための教育になっています。そこに高尚な理由はありません。学校の先生から、なぜ勉強をしなければならないのか、哲学的なものを教わった方はほとんどいないでしょう。本当の勉強は自分が社会と接合したときに始まります。社会人になってからもたくさんの試験があると思いますが、学歴コンプレックスとか学生時代の勉強を踏襲しているようでは成長がありません。学生までの人生はおさらばです。
社会にインパクトを
試験勉強は地道で孤独です。しかし、その勉強は試験の合格よりも先の、未来を変えるところにつながっています。今の勉強はどんな願いを叶えるためのものなのか、疲れた時に思い出すといいです。チュニジアの詐欺師のように、お金持ちからラクにお金を巻き上げるために、語学力やコミュニケーション力を磨くという考えも一つです。(※推奨はしません。)コンサル白書をご覧の健全なあなたでしたら、もっと野心的な目標がいいと思います。社会にどういうインパクトを起こそうという、誰も信じてくれないような想像が一番のモチベーションになります。
まとめ
試験勉強は、試験に受かるところに目標を置いているとモチベーションは続きません。なので、更なる高みに焦点をあて、そこに向かっていると考えるといいでしょう。