はじめに
中小企業診断士の資格を活かした転職をしたいと思っても、転職情報サイトではなかなか見つかりません。ここでは、中小企業診断士の資格を活かした転職をするために、求人の探し方についてお話します。
大手転職サイトの情報を活用する
リクナビ、マイナビ、エンジャパン、DODA、@Type、日経キャリアネット、ジョブセンスリンク、イーキャリア、いくつご存知ですか?中小企業診断士自体が求人となる場合はあまり多くないのですが、システムを活用したビジネスコンサルタントとしての求人はかなりあります。ぜひ探してみてください。
ハローワークの求人情報を活用する
ハローワークの求人情報の中にも、若干ではありますが、中小企業診断士の求人があります。非常に小規模の会社ですが、中小企業のコンサルティングを実践しているところもあります。おそらく、中小企業診断士の本来の意義に一番近い求人を見つけることができます。
人材紹介会社を活用する
最もいい条件で求人を探せる場所が、人材紹介会社です。特に、リクルートエージェントの情報量が凄いです。一般公開されていない情報が一番揃っていると思います。筆者自身、利用させて頂きましたが、希望していたコンサルティング会社の他、銀行、ベンチャーキャピタル、SIer、上場企業の経営企画等、いろんな可能性を示唆して頂けました。活動の幅が一気に広がると思います。
公的機関の公募
独立行政法人、公益財団法人等の組織が中小企業診断士を募集していることがあります。商工会議所やその関連の団体、自治体で「産業」や「創業」等がついている団体で応募をしているところがあります。ぜひ、公募を探してみてください。
サムライ系事務所を探す
税理士法人、会計事務所、社会保険労務士法人等で、中小企業診断士歓迎となっているところがあります。中小企業診断士だけでは難しいところも多いですが、年齢が若ければトライアル採用をしてくれるところもあります。
ホームページを探し回る
求人登録は基本的にお金にかかりますので、ハローワーク以外に登録しない企業も非常に多いです。しかし、そんな企業も自社ホームページで採用をかけているところもあります。どんな会社があるかというところから調べる必要はありますが、実は応募数が少なく狙い目の場合もあります。手間はかかりますが、ハマったらいけるやり方です。
求人をつくる
この方法はあまり参考になりませんが、筆者はこの方法で転職に成功しましたので、一応紹介します。就職説明会を開催している企業で、社長とマンツーマンになれるタイミングを狙い、経営上の課題に突き刺さる一言をズドンと伝えます。そして、自分ならそれを解決し、夢を一緒に追いかけられると伝えます。ちょっとした博打ですが、筆者はこの方法で求人として公開されていない経営企画系のポジションを獲得することができました。
まとめ
中小企業診断士の求人の探し方は、一般的な求人の探し方と同様で、どれもオーソドックスな方法です。ただ、マーケットが一般的な職業と比べても狭いので、営業やSE等の業務と兼務する形も多いと思います。ぜひ、いろいろなアプローチで納得のいく求人を見つけてください。