コラム

グライダー理論・上昇気流に乗る

はじめに

コンサルタントとして生きるという選択は、相当なハードワークを覚悟する必要があります。しかし、このハードワークはいつまでも続くというものではありません。ある程度のタイミングが来ると、ふわっと浮上するような感覚を得られることがあります。ここでは、コンサルティング業界のグライダー理論についてお話します。

グライダー理論とは?

グライダー理論とは、コンサルタントとして働き始めるとある程度の高さまで上昇するまでは大きなエネルギーを必要としますが、ある程度の高度まで到達すると上昇気流にのって、自然に浮上していくという理論です。
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コンサルタントはこの到達点に達することが一つの目標になります。もちろん、この上昇気流に乗れないと下降の一途をたどります。

コンサルタントの宿命

グライダーであるコンサルタントにとって、一番の苦しみは浮上できる到達点の高度がわからないところにあります。なのでそれまでエネルギーがもつのか、何年後に上昇気流に乗れるのか、不安を持ちつつ高度を上げていきます。

まとめ

コンサルタントが上昇気流に乗れるようになるには多くの飛行時間をもって経験を積むことが必要です。また、コンサルタントの上昇気流をつかめなかったとしても、ビジネスパーソンとして失敗したというわけではありません。コンサルタントはいわゆる優秀な人でも運がないと上昇気流をつかむことができない業種であります。この辺りの特異性もグライダー理論として表現することができます。

コンサルタントなら高度をあげて上昇気流をつかむこと。
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コンサル白書
現役の経営コンサルタント(中小企業診断士)として2010年に独立しました。診断士試験は、独学でE判定から1週間で合格しました。
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