- 11月スタートは比較的安全
- 寄り道をしなければ十分に合格可能
- 年末年始・GWの2回の長期休暇がキー
中小企業診断士の学習を11月から始めるという選択
中小企業診断士の学習の開始時期は「しよう!」と思ったときがベストです。そして、11月から開始すれば、翌年の8月には合格できる実力は十分につきます。
合格者の視点から、来月から始めようというのはあまりお勧めしません。きっとこのサイトをご覧のあなたはとっても優秀で、お忙しいタイプの方だと思います。なので、なるべく早くはじめて少しでも多くの「記憶貯金」を作っておくことをおすすめします。
中小企業診断士の学習を11月から始めるときのポイント
中小企業診断士の学習を11月から始めるときのポイントは以下の通りです。
- 2回の長期休暇で何を飛躍させるか?(年末年始・GW)
- 寄り道をせずにどう勉強するか?
- モチベーションをどう維持するか?
11月から学習を開始する場合、苦手な分野を2回の長期休暇の中で対策を打つことができます。ポイントは、自分の弱点はどこかを年末年始までにどう洗い出すかです。
また、年末年始以降は思いのほか、時間は早く経過していきます。なので、あまり寄り道をしながら勉強する余裕はありません。
ですが、心配する必要はありません。
スタディングや診断士ゼミナールのように無駄をそぎ落としたテキストを選んで勉強していけば、十分に合格する実力が期間内に身につきます。11月スタートは安全圏ですので、安心して進んで頂ければと思います。
寄り道は、中小企業診断士試験に合格してから、思うがまま探求して頂いたほうが、実入りが大きいと思います。
「繰り返し学習」の貯金をつくる
繰り返し学習の効果は、エビングハウスの忘却曲線理論で示されている通り、記憶を定着させるうえでとっても効果があります。
そして、中小企業診断士試験が実施される8月までには、突発的な予定などで、勉強がおろそかになってしまう時期もあると思っていた方が心に余裕が生まれます。
中小企業診断士試験を短期間で合格するときのポイントは、試験直前に記憶を呼び起こすことです。
イメージとしましては、試験1か月前までに、脳の中にレトルト食品のようにいろいろな記憶をため込んでおいて、残り1か月で各記憶を温め直すといった感じです。
「記憶のレトルト食品」は、繰り返し学習によってできあがります。
なので、11月から中小企業診断士試験の学習を進める場合は、以下のようなポイントを意識して頂けるといいかと思います。
- 年末年始までにざっとやる
- GWと長期休暇に何を強化するかを決める
- 試験1か月前までに繰り返し学習をして、記憶をため込んでおく
- 試験1か月前から記憶を呼び起こしていく
まとめ
中小企業診断士試験の学習を11月から始めれば、翌年の8月には合格できる実力が身につきます。1か月遅くなると、難易度が上がってきますので、迷っている場合は早めに開始することをお勧めします。