- 5月スタートは翌年合格が最善
- 同年合格は難しい
- 秋から始めるより有利
中小企業診断士の学習を5月から始めるという選択
中小企業診断士の学習の開始時期は「しよう!」と思ったときがベストです。5月から学習を開始する場合、4月に受験申込の締切がある関係で、翌年の8月受験が最短になると思います。しかし、この時期は教材も安く手に入りますので、早めに手をつけておくことはとってもお勧めです。
合格者の視点から、来月から始めようというのはあまりお勧めしません。きっとこのサイトをご覧のあなたはとっても優秀で、お忙しいタイプの方だと思います。来月の予定は見えないという状況が実際のところかと思います。なので、なるべく早く始めて、少しでも多くの「記憶貯金」を作っておくことをおすすめします。
中小企業診断士の学習を5月から始めるときのポイント
中小企業診断士の学習を5月から始めるときのポイントは以下の通りです。
- 好きな教科から勉強できる
- 無理なく合格できる
- 取返しがつく
新年度に入って、ちょっと落ち着いた5月に中小企業診断士試験の学習を始めようと思うことはとてもいいことです。
しかし、5月から学習を開始する場合、最短の受験が翌年の8月に受験となるため、多くの普通の方は、もう「ちょっと後でいいや。」と考えてしまうわけです。
一方、かしこい方は、この隙をねらって「出し抜こう」と早めに学習を開始します。
この辺りの学習のコントロールができる方とできない方が、中小企業診断士になれるかなれないかの違いになると個人的に思います。
好きな教科から学習できる強み
中小企業診断士の学習を5月から始めると、好きな教科から始めることができるというメリットがあります。
すぐに現場の知識に役立てることができる点が大きな強みです。
義務感ではなく、心に突き刺さる領域から勉強できますので、資格取得以上に得るものがあると思います。
番外編:同年合格を目指す場合
さて、珍しいケースもあるかもしれませんので、一応、申し込みだけしておいて、5月から学習を始める場合についても少し記載しておきます。
5月から、中小企業診断士の同年合格を目指す場合、極めてハードになることには間違いありません。
相当な覚悟をもって、仕事を調整して臨むべきでしょう。
もし、あなたがコンサルタントを志し、休職や退職をしているようでしたら、もちろん合格は射程圏内です。尚、一次試験は努力量ですが、二次試験は運の要素が絡んできます。仮に二次試験がうまくいかなかった場合は、日本生産性本部や中小企業大学校の登録養成課程を半年で修了し、なるべく早く職につけるようにすることをお勧めします。
まとめ
中小企業診断士試験の学習を5月から始めて、翌年8月に合格することは余裕がある選択肢です。好きな教科から学習を始められますので、まずは現場で役に立つ知識から学ぶことができます。戦略論や組織論は非常に面白いと思いますのでお勧めです。